ゲーム・オブ・スローンズシーズン１エピソード５『狼と獅子』について解説していきます。

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前のエピソード

オープニング

今回登場するのは、キングズ・ランディング、アイリー、ウィンターフェル、壁、ヴァエス・ドスラクです。

f:id:superstring04:20191222193815j:plain — アイリー

新たに加わったアイリーは高巣城とも呼ばれ、下の地図で（T）ティリオンがいるあたり、周りを山に囲まれた高地にある砦です。亡くなったジョン・アリンの居城で、今は妻でキャトリンの妹でもあるライサ・アリンが住んでいます。

f:id:superstring04:20191222192957p:plain — ウェスタロス大陸

武芸大会

ネッドは槍試合で死んだサー・ヒューのもとに。ジョン・アリンの死までは従者だったのに、新品の鎧を着ているのが気になります。誰かがお金を出している？

f:id:superstring04:20191222195127j:plain — バリスタン・セルミーとネッド

ロバート王は鎧をつけようとしています。まさか出場する気か？しかし丸々と太ったお腹が鎧に入らず断念。

f:id:superstring04:20191222202304j:plain — ネッドとロバート王

次の試合はマウンテンことグレガー・クレゲイン、対するは、「花の騎士」ロラス・タイレル。イケメンです。しかもあの凶暴なマウンテンを槍試合で倒してしまう。納得がいかないマウンテンは自分の乗っていた馬の首を切り落とし、そのままロラスに襲い掛かります。

f:id:superstring04:20191222195311j:plain — ロラス・タイレル

マウンテンの弟、ハウンドことサンダー・クレゲインが助太刀に入り、ロラスの危機を救います。マウンテン怖すぎ。

f:id:superstring04:20191222201747j:plain — クレゲイン兄弟の対決

f:id:superstring04:20191222201857j:plain — ハウンドとロラス

アイリーへ向かう

前回の最後で独断でティリオンを捕えたキャトリン。ウィンターフェルではなく、妹のいるアイリー城へ向かいます。突然襲ってくる蛮族。ティリオンが宿屋で雇った傭兵ブロンの活躍で切り抜けることができました。

f:id:superstring04:20191222202756j:plain — キャトリン、ロドリック、ティリオン

f:id:superstring04:20191222203108j:plain — ブロン

ウィンターフェル

ブランが王国の地理を勉強しています。教えているのはメイスター・ルーウィン。メイスターというのはお城付きの学者のような職業で、様々な学問を身につけています。遣い鴉を飛ばして他の城と交信するのも主な仕事の一つです。

名家には独自の標語があります。ラニスター家は「借りを返す」を連呼していますが、公式の標語は別です。

スターク家「冬来たる」

グレイジョイ家「われら種を播かず」

バラシオン家「氏神は復讐の女神」

タリー家「一族、本文、名誉」

ラニスター家「聞け、わが咆哮を！」

タイレル家「われら強大たるべし」

マーテル家「折れぬ、枉げぬ、まつろわぬ」

ターガリエン家「炎と血」

f:id:superstring04:20191222204802j:plain — ブランとメイスター・ルーウィン

シオンは娼婦のロスと寝ています。彼女は4話でシオンがティリオンに紹介し、ジョンが脱童失敗エピソードをサムに語ってた人です。

f:id:superstring04:20191222205219j:plain — シオンとロス

レッド・キープ（赤の王城）

アリアは猫を追って城の地下牢に入ります。王城の地下には巨大なドラゴンの頭蓋骨があります。そこへ何やら不穏な話声が。

f:id:superstring04:20191222220039j:plain — ドラゴンの骨

f:id:superstring04:20191222220319j:plain — 密談

アリアは聞いた話をネッドに報告します。その後ネッドの執務室にナイツウォッチのスカウト、ヨーレンがやってきます。彼の目的は2つ。王都の罪人をナイツウォッチにスカウトすること。もう一つは、キャトリンがティリオンを捕えたことをネッドに伝えること。

f:id:superstring04:20191222220456j:plain — アリアの話を聞くネッド

玉座の間では、王都の情報通リトルフィンガーとヴァリスが話しています。ここの会話の応酬は、前半の槍試合に負けないくらい熱い戦いに見えます。

f:id:superstring04:20191222220611j:plain — ヴァリスとリトルフィンガー

小評議会

めずらしくロバート王が出席して、デナーリスを殺せと息巻いています。デナーリスに従っていたジョラーは、実はヴァリスとつながるスパイでした。しかしネッドは暗殺に同意せず、王の手を辞して去ります。

f:id:superstring04:20191222221249j:plain — ロバート・バラシオン

f:id:superstring04:20191222221628j:plain — 王の手を辞めるネッド

アイリー

キャトリンたちはアイリーに到着。キャトリンの妹ライサ・アリンに会います。この初登場は強烈だなぁ。ティリオンは世界一開放的な独房、天空房（スカイセル）に入れられます。

f:id:superstring04:20191222222046j:plain — アイリー

f:id:superstring04:20191222222114j:plain — ライサ・アリン

f:id:superstring04:20191222224907j:plain — アイリーの天空房（スカイセル）

レンリーとロラス

2人は恋人関係でした。現王ロバートは飲んだくれて狩りをするばかり。それなら優しいレンリーが王になったほうが民に好かれるとロラスは言います。しかしロバートには2人の王子がおり、またレンリーの上に兄スタニスがいるため、彼に王位が継承される望みは薄いでしょう。

f:id:superstring04:20191222224751j:plain — ロラスとレンリー

f:id:superstring04:20191222233240p:plain — バラシオン家の継承順位

王の居室

ロバートとサーセイが話しています。長い会話ですがロバートの人となりを知れる貴重なシーンです。

前半は軍事と政治について。以前から危惧していたドスラク人の襲来が現実味を帯びてきました。王国の軍は数は多いですが、各地の領主がバラバラでは一丸となったドスラク人に敗れるかもしれません。王城にたてこもれば負けないでしょうが、城の外は蹂躙され民の心は離れるでしょう。避けられる戦いは避けるべきと考えているようです。

f:id:superstring04:20191222233716j:plain — ロバートとサーセイ

後半は夫婦の話です。ロバートはラニスター家との関係を強めるためサーセイと結婚しました。サーセイは最初は夫を愛しましたが、最初の子が亡くなり、またロバートの心にターガリエンに奪われた婚約者リアナのことがあることを感じて心が離れていきました。それでも17年間、王国のため、家のため、父のため、夫婦を続けてきましたが、もう疲れて互いに何の感情もわかなくなっています。